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アフターケア

成り行きセックスは寂しい。とても悲しい。

いいですか、飲み会とかで、なんかこう、まぁ綺麗っちゃ綺麗、まぁでも必死に落とす必要はないかな、あーでも隣に座ってるプライド高そう、ついでに鼻も高くて顔立ちのキツイお姉さんは勘弁だな、その隣の子も冴えないから、まぁこの人で我慢するか。そんな感じで持ち帰っちゃった女としたセックスの後。はい空虚。

いやそりゃセックスの最中はね、それなりの感情が支配してくれますから、射精までは大丈夫。必死に腰動かしとけば何とかなります。でもその後が果てしなく空虚。なんだろう、俺ってやっぱりちゃんと恋愛できないのかな、だって信じられる人なんていないし……みたいな感じで、自分で落としてセックスしたにも関わらず被害妄想モード突入。ちがうちがう相手の女の人の気持ちを埋めてあげる時間だよという心の声も無視して自己嫌悪モード。

やっぱり男ですからね、男女平等なんていう胸が苦しくなるほど不平等な言葉がありますが、そんなわけがない。セックスしたらね、男は責任を問われます。運よく付き合う付き合わないの話は避けられても、その後の空気作りとか、プライド立ててあげたりとか、それとなくの気遣いは求められるわけです。


めんどくさい。


はいそうですね。面倒くさい。当然でございます。

こっちは中途半端な女とセックスして気が滅入ってるわけですよ。それなりに顔立ち整ってるかと思ったら、セックス中の表情作りは全然なってないし、体型も微妙。いや太ってるわけじゃないんだけど、なんていうか、こう、下品。もうちょっと股の開き方とか、声の出し方とか、キスの受け入れ方とか、色々あるよね。そういうところを求めたいわけですよ。愛のないセックスなんだから、そういうところが大切なんです。でも全然だめだった。そしたらこっちもそれなりの空虚を感じてしまうわけですよ。それなのに責任。ああもう嫌だ嫌だ。

これじゃ自分も相手も損。セックス損。

とは言え、時は経ち、また飲み会のときになると同じような過ちを犯してしまうわけです。だってセックスに勝る娯楽なんてそうそうないから。うん。仕方ないですよね。

そんな堂々巡りとオサラバする方法を! なんと! 考えつきました!

いいですか、セックスする。その後、自分に言い聞かせるんです。今のは最高のセックスだった。この上なく性欲を解放できたし、もう言うことはない。こいつは最高の女だったぜ。そう思えばいいんです。そうすれば相手にも優しく出来るし、自分の心も満たされる。オールオッケー。

もちろん僕も即実行してみました。

「いやー良かった。君とのセックスは、なんて言うかもう最高だったよ。だって顔立ちもそんなに特徴あるわけじゃなくて、性格も平々凡々、でも自分は特別な人間だって信じているタイプの女だから適当に特別扱いしてあげれば何の苦労もなく寝れたし、そうだな、体つきも普通っていうか、思ったよりだらしなかったし、気持ちいいかって聞かれて気持ちいいって答えたフェラチオもただ咥えてるだけって感じで残念だったし、あとなんだろうな、まぁ、全体的に印象に残らないというか、さっさと射精してしまおうって思うセックスだったけど、うん、最高だったよ。最高。だからホテル代は割り勘でお願いしてもいいかな?」

と言ってみたところ、冗談で済まない勢いで投げられた灰皿が僕の頭をかすめていったので、怪我しなくて良かったなと思いました。みなさんも灰皿には気をつつ実践してみて下さい。ちなみに灰皿をよけたあと本気の右フックを食らうところまでがプレイなのでくれぐれもお気をつけ下さい。顎はずれたかと思った。



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by k-kina | 2012-04-21 01:27 | 日記